一般的に、DX、すなわち、デジタルトランスフォーメーションについては、「デジタル技術の活用により、製品サービスやビジネスを変革し、競争力を強化する」という意味でつかわれていますが、当社においては、コンサルティング事業・小売事業・卸売事業・デザイン事業としての当社の事業活動に即して、当社としてのDXを定義づけることがDXの取り組みの大前提となります。 そこで、当社としては、これまでも経営方針として重要な位置づけで全社を挙げて取り組んでいる「実践力」について、デジタル技術を活用し、これらの改善強化を加速・深化させていくこと、このことを当社としてのDXの中核として位置づけました。 具体的には当社の小売事業・卸売事業・デザイン事業はコンサルティング事業における具体的なソリューションの位置づけとして「実践型」の運営を行ないます。そのため、事業者の手本となるようなデジタル技術の活用や応用を実践し、よりコンサルティング事業における事業者支援のモデルケースとなるような取組を実施することで、日本社会のDXを進めていく取り組みを実行してまいります。その結果、他のコンサルティング会社や中小企業診断士事務所では実現不可能な真の伴走型支援の実現をすることで、競争優位性を確保してまいります。

経営及びデジタル技術等の活用の具体的な戦略 当社では、コンサルティング事業における業務プロセスを他事業と関連付けて以下の通りに取り組んでおります。

これらプロセスに対して、業務や販売データ、顧客管理のデータベース化や見える化、さらにはAIを活用した定量化や業務フローの削減を実現することで、顧客に対応する際に他のコンサルティング会社や中小企業診断士事務所にはない「腹落ちする」支援の展開をし、ワンストップ支援の実現を目指します。

戦略の実施体制